少年院出所の日、一杯のカツ丼に涙した少年は…金八先生・加藤優のモデルになった会長の採用面接が深すぎる
2018/09/22
この方から教わったことが自分を更生させたのだそうです。
話は変わりますが読者の皆様は「不良生徒・・」と聞いてテレビドラマの誰を思い出されるでしょうか?
様々な不良が挙げられますが「加藤優(ゆたか)」という名前をご記憶ですか?
はい。あの初代金八先生で校長先生を監禁して逮捕された不良少年。そして様々な沙汰があったにも関わらず卒業式で卒業生を代表して歴史に残る答辞を送ったあの少年です。
あの答辞が忘れられません。
加藤優 答辞全文
俺は、この桜中学に来てまだ半年も経っていない。けどその俺が卒業生代表となったのはこの中学でこの俺ほどいろんなことを叩きこまれた奴はいないからだと思っている。
俺はミカンなんかじゃない。俺は人間だ。
それを教えてくれたのがここの先生方やお前らなんだ!
だから、一年生二年生の諸君に行っておく。
この俺を手本にしろ。
勝手にすねるな!
この学校にはお前らがぶつかっていけば体ごと受け止めてくれる先生がいるんだぞ!
こんな学校、他にはなかなかないんだぞ!
この桜中学の生徒であることを誇りにしろ!
てめえの中学に誇りをモテ!
俺達も、この桜中学の生徒であったことを誇りとし頑張ることを誓います!
桜中学は、俺の母校です!
思い出されましたか・・・?
テレビの前で固唾を呑んで聞きました。
あの加藤です。
この卒業式から数年後金八先生が加藤に会いに行く場面があります。
加藤は成長しタンク工事会社を経営していました。
楠田会長がこのモデルです。
(主人公に配慮し、指名と会社名を原文から変更しています)
[作品名:少年院出所の朝に向かった入社式]
出典元:ストレスを抱えたあなたのための感動ストーリー短編集〜「生きてて良かった!」と思える、涙の珠玉作品〜
著者ナビゲーター 芳川充
1 2
この記事が面白かったら
いいね!しよう☆
最新情報をお届けします